英語耳を身につけるのは何歳まで?ポイントや勉強法について解説
英語の正しい発音を身につけるため「子どもの英語耳を育てたい」という保護者も多いでしょう。ただ、子どもの学習に関連することなので、英語耳とは具体的に何なのか、どのようなメリットがあるのかも気になるものです。この記事では、名古屋市緑区の英会話・英語サークル「SukuSuku」が、英語耳の概要や幼児期から英語耳を育むメリット、勉強方法などについて解説します。
目次
英語耳の概要と育むことで得られるメリットとは
英語耳とはどのような状態を指すのでしょうか。ここでは、英語耳の概要とどのようなメリットが得られるのかを解説します。
英語耳とは?英語を正しく聞き取れる力
英語耳とは、英語の発音やイントネーションを正しく聞き取れる能力のことです。例えば大人の場合、日本語なら発音やイントネーションを考えることなく耳にした瞬間に理解できますが、聞き慣れない英語は考えながら聞いてしまうため正しく聞き取れません。
英語耳を身につけると、英語の発音やイントネーションがそのまま自然に聞こえてくるので、英語を瞬時に正しく聞き取り理解できるのです。
そのため英語耳は、スムーズな英会話をするうえで、もっとも重要な要素のひとつといえます。
英語耳を育むメリットとは
英語耳は、将来グローバルなシーンで活躍するための選択肢を増やせるなど、子どもの可能性を高めることにもつながります。
英語耳は学校での英語の成績に影響するだけではなく、英会話をスムーズに行えるようになり、世界中の人々とコミュニケーションが取れるようになります。
昨今のグローバル社会で活躍できる人材へと成長させるには英語耳は必要不可欠です。
英語耳を育めるのは何歳まで?幼児期での学習が重要な理由
英語耳で英語を正しく聞き取れるようにするには、何歳までに子どもを教育する必要があるのでしょうか。ここでは、英語耳を育てられる年齢や幼児期での英語学習が重要な理由について解説します。
英語耳を育てるのは幼児期まで
英語耳を育てる時期についてさまざまな学説はありますが、幼児期(7〜9歳まで)の教育が必要と考えておきましょう。
教育時期については「早ければ早いほうがいいので0歳からの学習が良い」という意見もあれば「日本語を多少でも話せるようになってから」という説などさまざまです。
さらには「訓練すれば何歳からでも遅くはない」という声もあるので、どのタイミングで教育を始めるべきか迷ってしまう家庭もあるでしょう。ただ、幼児期(7〜9歳まで)の教育が必要とされる根拠はあります。
幼児期(7〜9歳まで)での教育が必要な根拠とは?重要な理由
人間の脳には臨界期という言語習得の学習に適した時期があるとされています。この臨界期が、幼児期(7〜9歳まで)での教育が重要な理由です。
人間の脳は生後から1歳くらいまでの1年間で約2倍の大きさになり、6歳前後で大人と同じくらいの重さになるといわれています。
成長が早い人間の脳には学習に適した時期があり、その時期が過ぎてしまうと言語習得の学習に限界が生じると考えられています。臨界期は9歳前後とされているため、英語耳の教育の最終ラインも9歳前後までといえるのです。
日本人は英語の聞き取りが苦手?主な理由を解説
日本人は英語の聞き取りが苦手という方が多いです。その理由は、日本語と英語に「音の数の違いがある」「周波数の違いがある」「言語の構造の違いがある」ことや、「そもそも英語に触れる機会が少ない」ためです。
音の数の違いがある
日本人が英語の聞き取りが苦手な理由の1つが、日本語と英語とでは音の数に大きな違いがある点です。日本語には108の音があるとされていますが、一方の英語には1808もの音があるといわれています。
人間は生後から3歳前後までは、全ての言語を聞き分けることが可能です。しかし、3歳を超えたあたりから、耳にしたことのない音は聞き取れなくなってしまいます。
したがって、音の少ない日本語に耳が慣れてしまうと、1808音もある英語を聞き取るのが困難になるのです。
周波数の違いがある
日本語と英語には周波数の違いもあります。日本語の発音は125〜1500hz前後、一方の英語の発音は2000〜1万5000hz前後と周波数に大きな違いがあります。
この周波数の大きな違いが、日本語の周波数に慣れている日本人が英語を聞き取るのが苦手な原因になっています。
特定の周波数に人間の耳が慣れるのは、9〜11歳前後の小学生の時期です。この時期より前の段階から英語の発音の周波数とされる2000〜1万5000hz前後に触れていなければ、英語の聞き取りが苦手になってしまう可能性があります。
文法・構造の違いがある
日本人が英語の聞き取りが苦手な理由として、日本語と英語とでは言語の構造が根本的に違うことも挙げられます。日本語と英語とでは文法の構造が反対です。
言語の構造は地域によって異なるのが特徴で、アジアにある日本とヨーロッパに位置する英語の発祥国イギリスとでは、大きく言語の構造が異なります。
どのようなシーンでも単語をしっかりと発音する日本語に対し、英語はシーンによってニュアンスが異なります。日本語の構造に慣れている場合は、英語の構造を理解するのは難しくなるのです。
そもそも英語に触れる機会が少ない
そもそも日本人が英語に触れる機会が少ないことも、英語の聞き取りが苦手な理由です。日本に住んでいる場合、日本語さえ理解していれば他の言語を必要としません。
そのため日本は、普段の生活で英語に触れる機会が少ないのです。英語圏の国以外でもアルファベットを使う国は多いですが、日本では日本語以外を普段の生活で使用する機会はほとんどありません。
英語圏で生活し英語が身についたとしても、日本へ帰国して数年たつと英語を忘れてしまうという話も耳にします。このように、英語に触れる機会や環境が少ないことは、日本人が英語の聞き取りを苦手とする原因の一つといえるのです。
英語耳を育てる環境づくりと学習方法
子どもの英語耳を育てるには、どのような方法があるのでしょうか。ここでは、具体的な環境づくりや学習方法などを解説します。
英語に触れられる環境をつくる
日本では英語に触れる機会が少ないので、幼児期から英語に触れるための環境づくりが必要です。幼児期から英語学習に集中させるのは難しいので、普段から英語の音に触れさせるのが効果的となります。
ただ、英語のCDを単にかけ続けるだけでは効果を期待できません。音声だけでは単なる音としか認識してくれないためです。
そのため、視覚的なものと組み合わせて英語を聞かせるのがポイントです。
例えば、英語の動画や絵本を使って英語を聞かせたり、身体を動かしながら英語の歌を一緒に歌ったりなど、コミュニケーションのなかに英語を取り入れるのもいいでしょう。
フォニックス学習を取り入れる
英語耳を育てるなら、フォニックス学習を取り入れる方法もあります。フォニックス学習とは、英語圏の子どもが英語を教わるときに使われる、英語の発音や読み方、舌の動かし方などの基本的ルールの学習です。
フォニックス学習により、英語の基本ルールや日本語にはない英語の音を聞き分けられる能力の発達が期待できます。
ただ「子どもには理解できないのでは」という心配もあるでしょう。フォニックスは難しい発音記号ではなく、日本向けのカタカナ読みのものもあります。
また、動画教材もあるので、幼児期から効果的に英語の聞き取りの基礎を育てられるでしょう。
英会話教室で学ぶ
英会話教室に通い、英語耳を育てる方法もあります。幼児向けのコースを用意している英語教室も多く、楽しく体験しながら学べるのが特徴です。
読み聞かせや歌、手遊びなど、楽しみながら学べるので、幼い子どもでも集中して参加できます。100%英語環境の教室なら、生活の一部に英語だけに触れる時間をつくれるので、効果的に英語の聞き取り力が身につくでしょう。
英語教室ではネイティブの生きた英語に触れられるのも魅力です。子どものうちから本物の英語に触れることで、正しい発音や聞き取り能力を身につけることができます。
名古屋市緑区のSukuSuku English Gardenは英語耳に力をいれています
英語耳は英語を正しく聞き取るための大切な要素で、一般的には幼児期(7〜9歳まで)の学習が重要とされています。学習方法としてポイントとなるのは「普段から英語に触れられる環境」をつくることです。
名古屋市緑区で英会話・英語サークルを展開するSukuSuku English Gardenは、英語耳を育てる最適時期の幼児〜小学生に特化した教室です。ネイティブとの会話や乳児期から親子で楽しめる英会話サービス、100%英語環境もあるので、ぜひ活用してみてください。
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